【レポート】野球場で新体操!?　多摩市フェスタで小中学生が華麗に舞う

　多摩市を中心に活動する新体操クラブ「EsperanzaRG」が、イースタン・リーグ戦の多摩市民デーが開催された9月14日（日）、ジャイアンツタウンスタジアムのグラウンド内で試合前に演技を披露しました。

　これまで試合を盛り上げるイベントとして、様々なパフォーマンスがおこなわれてきましたが、新体操の実演は、読売ジャイアンツ球場でのイースタン戦も含めて例がありません。クラブにとっても、屋外ではお祭りのステージで経験はあるものの、スタジアムでのパフォーマンスは初めて。男の子ひとりを含む小中学生のメンバー17人は、直前まで練習を繰り返しながら本番に臨みました。

　ジャイアンツカラーの黒とオレンジの衣装でそろえたメンバーは、アニメ「巨人の星」の主題歌「ゆけゆけ飛雄馬」に合わせて、リボンやフープなどの手具を巧みに操り、観客席を沸かせました。クラブ代表の村上知世さんは「ジャイアンツのスタジアムで演技をするなら、ジャイアンツにこだわりたい」と、あれこれ考えを巡らせたそうです。

　演技後、中学生としてメンバーを引っ張った紗羅さん、理愛奈さん、心希さんの3人は「床と違って芝生は難しかったです」と振り返りながらも、「こんなに大きなところでやらせていただいて、ありがとうございました」と清々しい笑顔で話していました。