【レポート】〈往年の名選手×女子精鋭〉の真夏の夜の競演にGタウン大興奮
2025/08/27
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【レポート】〈往年の名選手×女子精鋭〉の真夏の夜の競演にGタウン大興奮

 今年3月のジャイアンツタウンスタジアムの開業を記念して、25日、「巨人軍OB×ジャイアンツ女子チーム」の交流試合が同スタジアムで行われ、約2000人のファンが往年の名選手たちとトップレベル女子プレーヤーとの"真剣勝負"に酔いしれました。

 試合開始前には、V9時代(1965~73年)に活躍したレジェンドOBらによるトークショーを開催。末次利光さん、上田武司さん、吉田孝司さん、原田治明さんが、かつての練習拠点だった多摩川グラウンドの思い出や苦労話を紹介したほか、長年マネジャーとしても活躍した所憲佐さんが往時のON砲を巧みな物真似で再現すると、スタンドも笑いに包まれていました。

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 続いて、6月に亡くなった長嶋茂雄終身名誉監督を偲んで、特別映像の上映と黙とうを行った後、OBチームの先発メンバーがジャイアンツU15ジュニアユースチームの中学生と一緒に守備位置につき、同チームの佐藤善人君による始球式で、プレイボールを迎えました。

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【試合経過】

 OBチームは、完全試合男・槙原寛己さんが先発するも、初回いきなり女子チームの強力打線に連打を浴び、4失点の苦しい立ち上がりに。その後も、11連続完投勝利の大エース・斎藤雅樹さんらが女子チームの勢いを止められず、三回までに7-0とリードを許しました。それでも、三回には、昨年現役引退したばかりの大田泰示さん(現ジャイアンツアカデミーコーチ)の適時二塁打などで2点を返し、見せ場を作ります。

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 四回以降は、定岡正二さんや前田幸長さんらの巧投で女子打線を封じると、六回は引退3年目の井納翔一さんが140km台連発で3者連続三振を奪い、七回は元メジャーリーガー・岡島秀樹さんの現役時代を彷彿とさせるノールック投法で締めくくりました。

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 最終回の攻撃は、中畑清監督が自ら代打に立ち、鋭い当たりを放つもサードゴロに倒れると、女子チーム今季新加入の桑沢明里投手が3イニングを2安打無失点に抑え、ゲームセットとなりました。

■開業記念交流試合 (25日・ジャイアンツタウンスタジアム・18時開始)
《ジャイアンツ女子》 412 000 0|7
《  巨 人 軍 O B  》 002 000 0|2

 敗れはしたものの、篠塚和典さんが現役時代を彷彿とさせる広角打法で2連続安打を放ち、監督・コーチ経験者の原辰徳さん、高橋由伸さん、元木大介さんらにクリーンヒットが飛び出すと、満場のスタンドからは大きな歓声が上がっていました。また、この日は巨人軍応援団がレフトスタンドの芝生席に陣取って、両チームへの応援をリード。特に、OBチームの各選手が打席に立つと、懐かしの応援歌が高らかに鳴り響き、球場全体から大合唱がわき起こっていました。

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 また、この試合で始めて女子野球を観戦したという人も多かったようで、元気いっぱいでハイレベルな女子チームのプレーには、度々、驚嘆と称賛の歓声が上がりました。

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 試合後のヒーローインタビューには、トップバッターとして3安打を放った新人の佐々木秋羽選手と、適時打と見事なバックホーム好返球で沸かせた大田泰示さんが選ばれ、女子チームの宮本和知監督、OBチームの中畑監督とともに、ファンへの感謝を伝えました。

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■サイン入りTシャツをチャリティーオークションに

 読売巨人軍OB会では、この日、試合前練習時に着用したオリジナルTシャツに、参加OBの直筆サインを入れて、チャリティーオークションに出品する計画です。これは、誰よりも野球を愛し、ファンを愛し、ファンに愛された長嶋茂雄終身名誉監督の功績を覚えて企画されたもので、オリジナルTシャツは、胸面にOB会のエンブレム「LEGEND OF THE GIANTS」が、背面に背番号「3」がプリントされた非売品です。オークションの落札売上から出品経費を差し引いた収益金は、長嶋さんの遺志を尊重して野球の普及振興のために役立てられます。
 オークションの詳細は、近日中に発表する予定です。

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