
【レポート】「ジャイアンツ×ヴェルディ タッグフェスタ2025」 OBトークショー、パブリックビューイング開催
ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)で30日、読売ジャイアンツとサッカーJ1・東京ヴェルディが共催する地域振興スポーツイベント「ジャイアンツ×ヴェルディ タッグフェスタ2025」が開かれました。3月のGタウン開業を受け、東京都稲城市をホームタウンとする両チームが手を組み、小学生対象のマルチスポーツ体験や、両チームOBによるトークショーなどが行われました。
マルチスポーツ体験には小学生計60人が参加し、ジャイアンツアカデミーと東京ヴェルディスクールのコーチらが、野球、サッカー、フラッグフットボール、かけっこを30分ずつ指導しました。参加者には、イベントパートナーのアロンアルフアの瞬間接着剤がプレゼントされました。
また、ヴェルディによる小学生対象のチアダンス体験も行われました。暑さ対策で、フィールドでは体を冷やすための氷水が用意され、野球、かけっこ、チアダンス体験は冷房の効いた屋内のブルペンや打撃練習場で行われました。
トークショーでは、ジャイアンツOBの元木大介さんとヴェルディOBの北澤豪さんが、現役時代の思い出や互いの競技のイメージなどを語り合いました。
スタンドにはヴェルディのサポーターの姿が多く、元木さんは「ジャイアンツもヴェルディも、みなさんの声援で勝てるように、応援よろしくお願いします」と話し、北澤さんが「ジャイアンツファンにも仲間意識を感じています。子どもたちが楽しめる機会をこれからも一緒に大切にしていきましょう」と呼びかけると、スタンドから拍手が起きました。
午後6時からは、スタジアムの外野フィールドを開放して、Jリーグの横浜FC対東京ヴェルディ戦(ニッパツ三ツ沢球技場)のパブリックビューイング(PV)を実施しました。緑色のユニホーム姿のサポーターらが、人工芝の上やスタンドで観戦を楽しみました。
イベントは31日も行われます。午後5時からのOBトークショーには、宮本和知さん(ジャイアンツ)と松木安太郎さん(ヴェルディ)が登場します。午後6時からは外野フィールドが開放され、阪神対巨人戦(甲子園球場)のPVが実施されます。入場無料で、トークショーの来場者には、選手のサインや試合観戦チケットなどが当たる抽選会も行われます。