【レポート】選手も観客も一緒に手締め キャンプ最終日のファンサービスは大盤振る舞い
約2週間続いたGタウンでの読売ジャイアンツの秋季キャンプは、11月13日(木)に最終日を迎えました。練習後の打ち上げでは、監督や選手、チームスタッフらとともに、駆けつけたファンもグラウンド上で一緒になって一本締めでラストを飾りました。
この日は午前中の練習で終了となりました。最後のメニューは、若手主体の秋季キャンプの「名物練習」となったロングティー。野手全員が1人200球を打ち終えると、希望するファンが外野に転がっている球を拾う恒例の「ボール拾いイベント」も行われました。選手と協力しながら練習の後片付けをする人気のイベントです。
その後は、監督、コーチ、選手がマウンドを囲むように円陣を組み、阿部監督がキャンプを総括しました。手締めの際には、ボール拾いに参加した人たちやスタンドに残っていた人たちも加わり、約500人が外野のフィールド上にずらりと並びました。ファンも一緒の手締めは、おそらくキャンプ史上、初めてではないでしょうか。
チームを代表して、今季、首位打者争いをするなど大ブレークした泉口友汰選手が「今年は悔しい思いをしましたが、来年はリーグ優勝、日本一を目指します」と誓い、一本締めの音頭を取りました。
秋季キャンプでは、ロングティー後のボール拾いやグラウンド上でのウォーミングアップ見学など、選手とファンの間に一体感が生まれるようなイベントが多くありました。選手とファンの距離が近いGタウンならではかもしれません。
打ち上げ後には、そのままファンがグラウンドに残り、選手直筆サイン入りのグッズが当たるじゃんけん大会「ジャイアンツ拳」も行いました。いつもより多くの「お宝グッズ」が提供され、ファンは大喜び。秋季キャンプは最後の最後まで大盛り上がりでした。
10月29日(水)に始まった秋季キャンプは、13日間で計延べ23,116人(読売ジャイアンツ球場も含む)が訪れました。ファンの思いや熱い声援が若手選手の成長を後押ししたことでしょう。来季の活躍を期待しましょう!


