「これ、きっつー」 思わず声が漏れる〝地獄〟の階段ダッシュ
投手陣も頑張っています！

　Gタウンに来たことがある人ならご存じだと思います。京王よみうりランド駅からの徒歩ルート上にある、根方谷戸公園の心臓破りの階段。秋季キャンプでは、投手陣を鍛える格好のトレーニング場所となっています。

　スタジアムのある高台に向かって伸びる階段は計334段。私たち球場スタッフも、歩いて一気に登り切ろうとすると、途中で息切れしてしまうほど、かなりきつい階段です。若手投手陣は連日、ここをダッシュで登っています。



　11月5日（水）の午前中は、園田純規選手や宮原駿介選手ら投手4人が自らを追い込んでいました。普段は1回につき階段ダッシュ2本がノルマですが、この日は、杉内俊哉・投手チーフコーチとのじゃんけんに勝ったことで、1本は免除されました。

　「きっつ―」「しんどい！」などと時折、声を上げながら駆け上がる選手たち。ゴール地点に着いた途端、倒れ込んだり、膝をついたりと、ハードなトレーニングです。取材していたスポーツ紙の女性記者も一緒にチャレンジしましたが、あまりのきつさに途中で断念したほどです。



　そして、休みもつかの間、選手たちはサブグラウンドでの「特守」に向かっていきました。強靭な下半身づくりと心肺機能の向上で、さらに飛躍してほしいですね。