【レポート】能登はあきらめません――石川、福島、東京の小学生たちが野球で交流を深める。震災復興支援マッチを開催
2025/08/20
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【レポート】能登はあきらめません――石川、福島、東京の小学生たちが野球で交流を深める。震災復興支援マッチを開催

 能登半島地震の復興応援チャリティーイベント「未来にはばたけ!少年少女野球大会」(主催:一般財団法人シミズオクトベースボールアカデミー、後援:読売巨人軍、東京本郷ロータリークラブほか)が819日(火)に開催され、石川、福島、東京の小学生が野球を通じて交流を図りました。

 チャリティーイベントは、東北復興支援事業として2013年以降、東京ドームを会場として行われてきましたが、ジャイアンツタウンスタジアムでは初の開催です。

 今回は、福島県いわき市の「いわきオールスターズ」に加え、能登半島地震で大きな被害に見舞われた石川県珠洲市と鳳珠郡から「奥能登選抜」を招待。東京都文京区の「オール文京」も合わせた3チームの小学生総勢66名による総当たり戦で開催されました。

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 開会式では、奥能登選抜といわきオールスターズの子どもたちが、オール文京の子どもたちがつくる「手のアーチ」をくぐってグラウンドに登場。大会スーパーバイザーのジャイアンツOB・元木大介さんのあいさつの後、奥能登選抜の高田蓮汰選手が「僕たちはこの夢のような形で野球ができることを本当にうれしく思っています。震災後、みんなで支えあい、たくさんの人が励ましてくれました。今日ここまで野球を続けてこられたのは、応援してくれる家族や支えてくれた仲間たちがいるからです。今日は僕たち能登の元気な姿を届けるために、チーム一丸となって戦い抜くことを誓います」と、グラウンド中に響き渡る大きな声で選手宣誓をすると、球場内は温かい拍手で包まれました。

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 奥能登選抜の子どもたちが日ごろ活動している小学校のグラウンドは能登半島地震後、仮設住宅が建設され、チームは満足に練習ができませんでしたが、この日は普段ジャイアンツの選手たちがプレーするグラウンドで試合ができることを喜び、真剣な眼差しでプレーをしていました。35℃を超える暑い一日でしたが、グラウンドではこどもたちの元気な声が響き渡りました。

閉会式では、奥能登選抜の須磨聖志郎選手が「このような素晴らしいグラウンドで大好きな野球ができことに感謝しています。能登は諦めません。これからも復旧復興に向けて頑張っていきます」と感謝と未来への抱負を述べると、大会実行委員長の清水太郎・シミズオクト社長は「今日の経験を力にして、未来へ夢を持ち続けてください。未来に向かって挑戦し続けるみなさんを私たちはいつも応援しています。」と激励の言葉を贈りました。

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