【レポート】Gタウン初の国際試合は日豪対決! ジャイアンツU15ジュニアユースとオーストラリアU16チームが親善マッチ
2025/08/07
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【レポート】Gタウン初の国際試合は日豪対決! ジャイアンツU15ジュニアユースとオーストラリアU16チームが親善マッチ

 ジャイアンツU15ジュニアユース(多摩川ボーイズ)が8月7日(木)、ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)で、来日中の豪州U16チームと親善試合を行いました。Gタウンでの国際試合は2025年3月の開業以来、初めてとなります。

 野球の豪州代表チームは府中市と連携協定を結んでおり、WBCなどで代表チームが来日する際には、府中市で事前キャンプを開催しています。今回は、U16チームが8月4日(月)から12日(火)の日程で来日し、府中市内でキャンプを行っており、練習試合の相手を探す過程で、多摩川ボーイズとの対戦が実現しました。

 試合前のセレモニーでは、両チームの監督、コーチ、選手の紹介の後、国歌斉唱があり、多摩川ボーイズからジャイアンツのキャップが豪州側に贈られました。

 豪州側は2から3学年上で、高校1年生や2年生のメンバーです。身長180センチを超える大型選手ぞろいで、多摩川ボーイズとは体格やパワーの差を感じさせました。ただ、試合では序盤に本塁打などで3点を先行されたものの、多摩川ボーイズは粘り強く戦い、最終回に一打でれば同点という場面まで追いすがりましたが、2対3で惜敗しました。

 指揮を執った片岡保幸監督は、「初の国際交流試合で、ひとつレベルの高い野球を見られて、私も選手もとても勉強になりました。この経験で成長できると思います」と語っていました。

 1打点をあげたキャッチャーの増田球太選手は、「とにかく相手の選手が、堂々としていて体が大きかった。ストレートに振り遅れないよう、センター返しを意識して打席に入り、それが良い結果につながったと思います。全てにおいて、力負けしていたので勉強になりました。外国人選手に負けないぐらい自分も体を大きくして、将来は周りから注目される選手になりたいです」と話していました。

 多摩川ボーイズは8月11日(月・祝)から始まる「全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」に臨みます。創設2年目で史上最速での出場になりますが、この日の国際試合の経験を生かして、上位進出を目指してほしいですね。