
2025/06/04
INFORMATION
戦後の日本を象徴するスーパースター、ミスタープロ野球を偲ぶ。Gタウンの記帳所に「長嶋ファン」の追悼の列
巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんの訃報を受け、6月4日、ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)の正面広場に記帳所が設置されました。長嶋さんに魅了された多くのファンが、それぞれの思い出を胸に追悼の意を表しました。
記帳所には、長嶋さんがヘルメットを飛ばしながらフルスイングする現役時代の写真パネルとともに、現役時代のユニフォームや長年愛用していたバット、入団時に使っていたグローブなども展示されました。
午前9時の記帳受付の1時間前から、ファン約30人が列をつくりました。大ファンだった亡き父親に代わって記帳に訪れた男性、入団直後の長嶋さんが表紙を飾った野球雑誌を持参した女性、幼い頃、旧多摩川グラウンドでの練習後、長嶋さんの自宅前で待っていたら本人が家から出てきて声をかけてくれたという男性......。参列者は、長嶋さんにまつわる記憶や出来事を思い浮かべながら、別れを惜しんでいました。
記帳は6月5日も、午前9時から午後5時まで受け付けています。またGタウン内の2階コンコースには、長嶋さんの旧多摩川グラウンドでの現役時代や監督時代の写真が飾られています。