「松井部屋」の畳、一般公開へ! Gタウン初来場のゴジラ、旧選手寮を懐かしむ
2025/05/07
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「松井部屋」の畳、一般公開へ! Gタウン初来場のゴジラ、旧選手寮を懐かしむ

 読売巨人軍OBの松井秀喜さん(ヤンキースGM特別アドバイザー)が5月7日、ジャイアンツタウンスタジアム(Gタウン)を初めて訪れ、イースタン・リーグ公式戦の巨人対DeNA戦で始球式をつとめました。
 始球式を前に松井さんはGタウンを見学。施設内には、巨人在籍時に素振りを繰り返していた旧選手寮の通称「松井部屋」の畳が保管されています。来る日も来る日も続いた素振りに、畳表がボロボロにすり切れており、毎年、新入団選手が入寮する際には、鍛錬の場の象徴として、「松井部屋」を見学していました。
 旧選手寮の解体工事のため、畳は202312月、松井さんの故郷・石川県能美市の「松井秀喜ベースボールミュージアム」に貸し出されていました。今年3月のGタウンの開業に合わせて返還され、現在は1階選手フロアの一室に置かれています。
この日、松井さんは畳にサインを書き入れ、詰めかけた報道陣を前にバットを構えて力強くスイングしました。「ひとりで練習することの大事さ。誰にも指導されないところで、いかに自分自身を成長させるか、ということを教えてくれた場所でした」と思い出を振り返った後、「ジャイアンツの長い歴史の一部として、素晴らしい施設に飾っていただけることに感謝します」と話していました。
 Gタウンでは、イースタン戦など野球の試合やイベントがない日には、毎月1回程度、グラウンドを一般開放する「オープンフィールド」を開催しています。今後、「オープンフィールド」に合わせて、普段は立ち入れない選手エリアなどを中心に公開する「スタジアムツアー」を始める予定です。
「スタジアムツアー」では、V9時代の日本シリーズ優勝トロフィーや、長嶋茂雄・終身名誉監督が現役時代に愛用していたバットやグローブ等とともに、「松井部屋」の畳も公開します。「スタジアムツアー」の詳細は近日中にお知らせしますので、ご期待ください‼