FOR THE FUTURE
未来への取り組み
誰もが主役で輝く未来を目指す
わたしたちは、誰もが輝けるすこやかな未来をつくるため、「地域」「環境」「次世代」を軸に、日々さまざまな挑戦に取り組んでいます。
01
地域の力になる
TOKYO GIANTS TOWNには、地域に根差し、まちの中核を担う存在としてにぎわいをもたらしていくという使命があります。年間を通してグラウンドを一般開放し、時には近隣の学校・企業の催し会場として貸し出すことで、地域の人々がいつでも交流できるコミュニティ形成の場に。地域に開かれ、地域の人々が活用できる集いの中心地として、周辺エリアの活性化をサポートしていきます。
中核を担う施設として

稲城市南山の中核を担う施設として
スタジアムを多目的に活用することで人の流れを創出し、この場所を東京の新たな「にぎわい拠点」にしていきたい。近隣の自治体や小・中学校、企業等と連携しながら、地域社会の魅力を高めていきます。そして、地域の人たちが「このまちにはジャイアンツがいる」と胸を張れるような存在になることを目指します。
稲城市との包括連携協定
TOKYO GIANTS TOWNに関わる読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社と稲城市は、包括連携協定を結んでいます。4者が持つそれぞれのリソースを活用しながら、まちづくりや教育・文化・スポーツ振興に協力して取り組むことを約束するもので、この場所から広がっていく地域活性化への道を、ともに歩んでいきます。
スタジアムの開放
コンコースは年間を通して開放し、散歩や身体を動かすことに活用してもらうなど、地域の方々が公園のように気軽に立ち寄れる、空間づくりを目指しています。メイングラウンドも月数回、自由に利用できる日を設け、地域の憩いの場になれるよう積極的に貢献していきます。サブグラウンドの開放も予定しています。
02
環境を守る
植樹や芝、先進的な空調システムなど、環境負荷軽減の工夫を全面的に取り入れることで、環境に配慮した運営を行っています。自然との共存が根づく多摩丘陵地域の景色を守りながら、多くの人々が集い、つながり、成長する新たなまちを作っていく。TOKYO GIANTS TOWNは自然と人の営みのバランスを大切にしながら、環境保護への取り組みを継続していきます。

緑に囲まれたスタジアム
野球場としては類を見ない緑豊かなジャイアンツタウンスタジアム。植栽をふんだんに取り入れることで、環境への配慮はもちろん、多摩丘陵に残る里山の風景と調和するデザインを目指しました。そこには、まちと緑と共生していくわたしたちの思いが込められています。
環境にやさしい芝生
グラウンドには読売巨人軍と住友ゴム工業が共同開発した環境負荷の低い人工芝を採用。天然素材の充填剤は風雨による流出が少なく、流出時にも分解されます。球場内の広範囲に必要となる芝だからこそ、妥協なく素材を選定し、環境にやさしい球場づくりに努めました。
エネルギー活用の見直し
球場内の空調には、外気に比べ、夏は涼しく冬は暖かい地中熱利用の空調システム「クールヒートトレンチ」を導入。冷暖房効率が良く、エネルギー消費を抑えながら1年を通して快適な空間を作り出しています。
03
次世代を育む
読売ジャイアンツのファーム球場として、子ども向け野球スクールの実施など、子どもたちの夢を応援する多様な取り組みに挑戦。また近隣の小学校等と協力し、ともにTOKYO GIANTS TOWNを作り上げていくことで、地域への親しみや、誰かと協同する喜びを伝え、子どもたちの未来を育んでいきます。

野球振興
TOKYO GIANTS TOWNは次世代育成にも力を入れています。高校野球、大学野球等に球場を貸し出し、野球以外にも様々なスポーツを体験できる子ども向けのスクールも開催します。プロと同じ場所、同じ目線でプレーできる機会を提供することで、次世代が羽ばたいていくきっかけづくりに貢献します。
道具のリサイクル
球場内に専用の「グローブ回収ポスト」を設置し、使われなくなったグローブを回収します。その後は専門業者による修理・再生を経て、グローブを必要とする子どもたちの元へ無償で届ける「グローブ再生プロジェクト」を進めます。活動を通じて、子どもたちみんなが気兼ねなく野球を楽しめる機会を創出していきます。
子どもたちのアートを紹介
球場を巨大なキャンバスに見立て、地域の子どもたちのアート作品を発表する場として活用するプロジェクトを行います。野球に限らず、あらゆるジャンルの次世代スターがこの場所から誕生することをサポートします。